中学受験や公文式経験者は、大量の問題を小学生のうちに解くため計算が速いです。しかし、そうではない場合、計算が苦手な生徒が多いようです。公立中学で中1定期テストの数学が20点以下の生徒は計算に問題があります。計算はほとんどすべての問題に使います。計算が苦手だと数学が嫌いになってしまいます。単純な計算は、素早く正確に(できれば頭を使わずにスラスラ)解けるようになってください。そうでなければ、工夫して計算したり応用問題を解けるようにはなりません。
中1から数学が苦手な学生は、小学生の計算がスムーズにできていないケースが多いです。焦らず小学生の内容を復習してください。以下は中1で重要なので要チェックです。
【小学生の計算で重要な項目】
・100マス足し算(2分以内、可能ならば1分40秒以内を目指します)、100マス掛け算
→毎日時間を測ってやりましょう
・分数の掛け算、割り算
・2桁×1桁の掛け算、割り算を暗算
ここまで終われば、(計算については)最低限中学の内容を進めていけると思います。また、普段の勉強からテストを意識して「素早く・正確に」解くことも大切です。
上級者は、可能な限り暗算で解くことや、工夫して計算することを意識して勉強してください。例えば12×13を見たときにすぐに筆算するのではなく、12×12=144なことを知っていれば、144+12=156なのは一瞬ですね。あるいは、12(10+3)と考えて、120+36=156と計算する方法もあります。10などのキリ良い数字を作るのは汎用性が高いです。
【プリント参考サイト】
↑計算のコツについても書かれています
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